東大阪・オードブルで113人が集団食中毒 ノロウイルス原因

2025/12/20 11:46 

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 東大阪市は20日、市内の仕出し・オードブル専門店で調理された料理を食べた113人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、ノロウイルスが原因の集団食中毒と断定したと明らかにした。

 1人が入院したが重症者はおらず、全員が快方に向かっているという。

 市保健所によると、店は個人が営業。和洋食など各種の料理を東大阪市内の同一の調理施設で作り、ジャンルに応じて九つの屋号を使い分けて提供していた。

 このうち「京の彩みやび」「アラカルト」「メモワル」の屋号で、12、13日に作られたサイコロステーキやすしなどを4グループの男女計209人が食べ、20~67歳の113人が体調不良を訴えたという。

 保健所の調査で料理を食べた人や調理担当者の便からノロウイルスが検出された。保健所はこの調理施設について20日から3日間の営業停止処分にした。店側は16日から営業を自粛しているという。【安西李姫】

毎日新聞

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