立花孝志被告に330万円賠償命令 「デマで世論誘導」 神戸地裁

2026/01/28 19:47 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 2024年の兵庫県知事選の街頭演説で、虚偽の言説によって名誉を傷つけられたとして、丸尾牧県議が、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(58)=名誉毀損(きそん)罪で起訴=に1100万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁尼崎支部は28日、立花被告に330万円の賠償を命じた。太田敬司裁判長は「虚偽内容のデマを用いてでも世論を誘導する意図で街頭演説を行った」と述べた。

 判決によると、立花被告は24年の知事選で再選された斎藤元彦知事を応援するとして立候補。告示後の24年11月2日、西宮市内で行った街頭演説で、丸尾氏と竹内英明元県議(25年1月に死亡)が斎藤氏らの疑惑を告発した虚偽の文書を作成したなどと発言した。

 判決は、立花被告の発言は真実とは認められず、真実と信じる合理的根拠はないと指摘。「民主制の存立を危うくしかねない弊害が認められる」とした。

 立花被告は24年に立候補した大阪府泉大津市長選の街頭演説で竹内さんの名誉を毀損し、25年1月に竹内さんが死亡した後も竹内さんに関する虚偽の発信をしたとして、25年11月に起訴されている。【木山友里亜】

毎日新聞

社会

社会一覧>