「鬼滅の刃」「国宝」など大ヒット 映画の年間興行収入が過去最高

2026/01/28 19:55 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本映画製作者連盟(会長=島谷能成・東宝会長)は28日、2025年の映画概況を発表した。邦画の大ヒット作が相次ぎ、年間総興行収入は2744億5200万円と、前年比で132・6%と大きく伸び、コロナ禍前の19年を上回って過去最高を記録。このうち邦画は2075億6900万円と75・6%を占めた。

 ヒットの目安とされる興収10億円を超えた邦画は38本。このうち、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が391億4000万円▽「国宝」が195億5000万円▽「名探偵コナン 隻眼の残像」が147億4000万円▽「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」が104億3000万円――と4本が興収100億円を超える大ヒットとなった。

 一方、洋画の興収10億円超えは、52億8000万円の「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」など12本で、全体でもコロナ禍前の19年の6割程度にとどまった。

 年間公開本数は、邦画694本、洋画611本。映画館入場人員は1億8875万6000人、平均入場料金は1454円だった。

 島谷会長は「飛躍的に数字が拡大した、大豊作の1年だった。文芸性の高い『国宝』が全世代で支持され米アカデミー賞メーキャップ&ヘアスタイリング賞候補ともなり、日本のコンテンツが世界に進出する力があると確信した。ハリウッドを中心に洋画製作のエンジンも復活しつつあるのではないか」と語った。【勝田友巳】

 ◇2025年の興行収入上位10作品(単位・億円)

 ①劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 391・4

 ②国宝 195・5

 ③名探偵コナン 隻眼の残像 147・4

 ④劇場版「チェンソーマン レゼ篇」 104・3

 ⑤はたらく細胞 63・6

 ⑥劇場版「TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション」 52・9

 ⑦ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング 52・8

 ⑧モアナと伝説の海2 51・7

 ⑧8番出口 51・7

 ⑩ジュラシック・ワールド/復活の大地 49・0

毎日新聞

社会

社会一覧>