「菊池事件」再審請求の即時抗告審 福岡高裁で初の3者協議

2026/02/10 19:07 

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 熊本県で起きた殺人事件を巡り、ハンセン病患者とされた男性が隔離先の「特別法廷」で死刑判決を受けて1962年に執行された「菊池事件」の第4次再審請求の即時抗告審で、裁判所、検察、弁護団による初の3者協議が10日、福岡高裁(溝国禎久裁判長)であった。弁護団が記者会見を開き、明らかにした。

 弁護団によると、協議では弁護団が即時抗告の理由補充書を3月末までに提出し、4月28日に第2回協議を開くことが決まったという。

 再審弁護団共同代表の徳田靖之弁護士は会見で「協議が異例の早さで始まった」と裁判所の姿勢を評価。「かなり早い計画的な審理が進められていくと思う。きちんと対応したい」と述べた。

 第4次再審請求は1月に熊本地裁が請求を棄却し、弁護側が即時抗告していた。【森永亨】

毎日新聞

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