米海兵隊員2人を窃盗疑いで書類送検 各地で十数件、1000万円超か

2026/02/13 19:22 

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 東京・歌舞伎町の飲食店に侵入して現金を盗んだとして、警視庁捜査3課は13日、米軍岩国基地(山口県岩国市)に所属する海兵隊員の26歳と20歳の男性を窃盗と建造物侵入の容疑で書類送検した。捜査関係者への取材で判明した。2025年末ごろ、東京や同基地周辺の複数の県で十数件の窃盗を繰り返したとみられ、被害総額は1000万円以上に上るとみられる。

 書類送検容疑は、25年12月24日午前7~8時ごろ、東京都新宿区歌舞伎町の飲食店2店に侵入し、現金計2万7000円を盗んだとしている。2人は任意の調べに容疑を認め、「家族が病気で治療費が必要だった」「生活費に使った」などと供述しているという。

 捜査関係者によると、鍵を保管するキーボックスがある飲食店が狙われており、電動工具「ディスクグラインダー」で箱を壊して鍵を取り出し、侵入していたという。

 歌舞伎町では他にも飲食店1店舗で1000万円以上が盗まれる被害が確認されており、警視庁は2人が関わったとみて調べている。2人は休暇を利用して上京していた。

 捜査では、米軍が協力して2人が出頭に応じ、容疑を認めていることなどから、警視庁は逃亡や証拠隠滅の恐れはないと判断し、任意で調べているという。

 また、広島県警も13日、2人のうち26歳の海兵隊員を広島県内での窃盗や窃盗未遂、建造物侵入、建造物損壊の容疑で書類送検した。捜査関係者によると、海兵隊員は店舗に侵入して窃盗をしたほか、別の店舗に窃盗目的で侵入して建築物を損壊させた疑いが持たれているという。【菅健吾、安徳祐】

毎日新聞

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