マンモグラフィーにエコー上乗せ 乳がん発症率の低下を確認
東北大などは20日、乳がん検診に使われるマンモグラフィー(乳房エックス線撮影)検査にエコー(超音波)検査を加えることで、日本人の40代女性ではステージ2以上の乳がんを発症する割合が低かったとの結果を、英医学誌ランセットで発表した。発見率が上がるだけでなく、その後の発症リスクも下げることが明らかになった。
乳がん患者は毎年10万人弱が報告されており、女性のがんの中で最も多い。自治体は対策型検診(住民検診)で40代以上を対象にマンモグラフィー検査を実施しているものの、死亡率が増えていることが問題視されている。マンモグラフィーだけでは見逃しが起きやすいことが指摘されてきた。
研究チームは2007~11年、全国の40代で無症状の女性約7万人を対象に、マンモグラフィー検査のみの群と、エコーを加える群とに無作為に分けて解析した。
その結果、がんの発見率は、マンモグラフィーだけだと0・33%だったが、エコーを加えることで0・5%へと約1・5倍上昇。ステージ0や1の早期がんを効率的に見つけられた。
さらに15年程度にわたって追跡調査したところ、エコーを加えた群は、乳がんとなった894人のうち、ステージ2以上の進行乳がんは234人(26%)だった。マンモグラフィーだけの群では843人のうち277人(33%)で、検査にエコーを上乗せすることで発症リスクは17%下がった。
検診は初回と2年後にもう一度実施。初回から4~8年後、進行乳がんの発生率で差が大きくなった。計2回の検査でエコー群の方が、進行乳がんになる初期のがんをより多く見つけたと考えられるという。
がん検診の最大の目的は死亡率を下げることで、今後も追跡調査する方針だが、今回の結果から低下を推定できるという。記者会見した原田成美・東北大准教授(乳腺・内分泌外科学)は「進行乳がんを減らせたということは、治療負担の軽減にもつながる」と話した。【渡辺諒】
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