警察官と二足のわらじで声援届ける 千葉ロッテ応援団長・中山崚さん
プロ野球・千葉ロッテマリーンズの試合でトランペットや太鼓音を鳴らし、自作の応援歌を高らかに歌う。熱心なファンが集う「千葉ロッテマリーンズ応援団」で団長を務めるのは、現役警察官の中山崚さん(32)だ。非番の日には球場に行き、マリーンズが勝っていても、負けていても、チームや観客を鼓舞している。【林帆南】
――千葉ロッテマリーンズ応援団はどんな組織ですか。
◆マリーンズが試合をする時に客席の応援を先導する私設応援団です。マリーンズを好きな人は入ることができます。全国に計約50人いて、ZOZOマリンスタジアム以外で試合をする「ビジターゲーム」でも団員が駆けつけられるようにしています。
――中山さんが応援団に入った経緯を教えてください。
◆小学生の頃からマリーンズの試合を見ていました。大学生の時にマリーンズの試合で応援団の姿を見て「やりたい」と思い、その日のうちに当時の団長に伝えました。
――中山さんはトランペットを演奏できるのですね。
◆トランペットは、入団直後に自分で買って始めました。スタジアムの裏にある浜辺で団員が集まって練習することがあります。応援歌は吹けるようになりました。
――マリーンズの応援の特徴を教えてください。
◆手拍子やジャンプを多く使っていて、一体感があります。ファンも熱く、一生懸命応援しています。
応援歌は団員で作っています。今年は3月14日にあるZOZOマリンのオープン戦で、新応援歌を数曲発表する予定です。
――応援する時、大事なことは。
◆チームの状況が悪い時にいかにモチベーションを保ち、応援の力で盛り上げるかです。連敗していて点数を取られると、客席から「今日も負けか」という雰囲気を感じることがあります。大きな声を出して「諦めてないよ」という姿勢を見せることです。
――本業の警察官の仕事も忙しそうですが。
◆応援を予定していても行けなくなることがありますが、仕事優先だと思っています。学生時代は年間100試合くらい行きましたが、警察官になってからは減りました。夜勤明けの日は昼過ぎに帰るので夜の試合に、休みの日は翌日の仕事に影響しないように日中の試合に行きます。
――今後どのように活動していきますか。
◆球場で応援することは直接「頑張れ」という思いを伝えられる楽しさがあると思います。スタンドで一丸となって応援の力でマリーンズを優勝に導きたいです。
◇なかやま・りょう
1994年生まれ。千葉市緑区出身。大学1年の時に千葉ロッテマリーンズ応援団に入り、副団長を経て2023年に応援団長に就任した。警察官として千葉西警察署地域課で勤務している。1児の父。
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