モスク、事業所…パキスタン人の管理施設で火災相次ぐ 北海道・江別

2026/03/02 16:56 

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 北海道江別市内のパキスタン国籍の住民が管理する施設で2月中旬から火災が相次いでいる。昨年10月には中古車解体工場にロケット花火が打ち込まれたこともあった。道警は不審火の可能性も含めて一連の火災の状況を調べている。

 2月15日午前3時ごろ、江別市角山でパキスタン国籍の男性(36)が経営する自動車修理解体業の事務所兼宿舎で出火、2階建てのプレハブ約132平方メートルを全焼した。

 道警によると、出火時は2階に従業員3人がいたが、避難してけがはなかった。1階の石油ストーブ付近が激しく燃えていたという。

 2月28日にはパキスタン国籍の男性(48)が管理するイスラム教礼拝所(モスク)で出火。午前3時45分ごろ、同市角山のモスク「江別マスジド」で、男性から「礼拝堂から煙が出ている」と119番があった。プレハブ1棟138平方メートルが全焼し、隣接する別のプレハブ1棟の外壁も一部が焼けた。

 江別署と消防によると、室内に置いていたストーブ周辺の焼損が激しかったという。施設は無施錠で、出火時は無人だった。

 3月1日には別のパキスタン国籍の男性(51)が管理する同市角山の自動車解体業者の敷地内で、車で通りかかった男性の知人から「外壁が黒く焦げている」と110番があった。

 署によると、敷地に設置していた事務所兼住居のプレハブ外壁に焦げ跡(縦数十センチ、横1メートル程度)があったという。

 市内での違法な工場建築をめぐり、昨年9月末からSNSでパキスタン国籍の住民に対する批判が相次いでいた。実際には違法建築のほとんどが日本人によるもので、外国人によるものは少数だった。【和田幸栞、伊藤遥】

毎日新聞

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