「だんごむしのポーズ」で身を守る 幼稚園児が地震防災訓練 静岡

2026/03/11 16:23 

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 東日本大震災発生から15年の11日、静岡県三島市は市内一斉の地震防災訓練(シェークアウト訓練)を行い、165団体の1万6896人が参加した。東町の市立東幼稚園では園児81人が机の下に隠れ、その後、防災頭巾をかぶって、うずくまって頭を守る「だんごむしのポーズ」をして、自分の身を自分で守った。

 午前10時、園内に「地震です。地震です」の放送と警報が流れると、それまで室内でにぎやかに過ごしていた園児たちは即座に反応し、机の下に身を隠した。園は毎月1回、地震に火災、屋内にいる時と屋外にいる時と状況を変えて防災訓練を行っており、園児らは指示を待たずに行動できるほどに学習している。その後の「だんごむしのポーズ」は安全な園庭で行う予定だったが、早朝の雨で園庭がぬれたため、屋内に変更した。園児らは「訓練をしてみたら、ちょっと勇気が出た」などと感想を話した。

 大村淳子園長(53)は「訓練の積み重ねが園児を守ることになると、繰り返し訓練をしている。きょうは東日本大震災から、もう15年という思いを持ちながら訓練した」と話した。【石川宏】

毎日新聞

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