休暇足りないのに…109日間のクルーズ旅 群馬県の再任用職員を停職

2026/03/11 18:16 

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 休暇の日数が不足しているのにクルーズ船で計109日間の海外旅行に出かけて欠勤したとして、群馬県は11日、県土整備部の主幹専門員の男性(63)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。10日付。

 人事課によると、職員は2025年4月10日、所属部署に渡航計画書を提出。計画通りにクルーズ船で海外旅行をした場合、有給休暇や夏期休暇を合算しても欠勤日が生じるため、上司が口頭で2回、文書で2回指導し、退職も2回勧めた。しかし、「退職願は出さない」と回答し、旅行に出かけたという。

 同年8月19日に横浜港から出港し、シンガポールや南アフリカ、アメリカなど世界10カ国以上を訪れ、12月5日に帰国。計109日間のうち、週4日の勤務日数から有給休暇などをのぞくと14日間の欠勤が生じたという。

 県によると職員は再任用で、来年度は採用しない方針。職員はヒアリングに対し、「相当な処分を受ける覚悟。事実であり、争うつもりはない」と話しているという。【加藤栄】

毎日新聞

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