骨折、打撲、大量の海水飲んだ生徒も 辺野古沖転覆 学校が陳謝

2026/03/17 11:59 

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 船が転覆した16日の事故で、女子生徒1人が死亡するなどした同志社国際高校(京都府京田辺市)は17日、記者会見を開いた。西田喜久夫校長は「とらえようのない悲しみに包まれております。関係者の皆さま、そのほか多くの方々に心労をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と頭を下げた。

 会見では、学校を運営する学校法人同志社が、外部の有識者による第三者委員会を設置し、事故について調査する方針を示した。

 一方、事故当時の状況について、生徒は全員、救命胴衣を着用していたと説明した。

 だが、けがをした2人の生徒のほか、搬送された15人のうち、1人が指を骨折していたことを明らかにした。擦り傷や打撲に加え、海水を大量に飲んだ生徒もいた。

 辺野古での平和教育は2015年ごろに始めた。乗船しての見学は23年に始めたという。

 事故当日は波浪注意報が出ており、出航の判断が適切であったかは現在、海上保安庁や消防などで調査している。同校は全面的に調査に協力する考えを明らかにした。

 事故を受けて修学旅行の日程を変更し、生徒らは17日中に沖縄を離れる予定だ。

 高校によると、2年生の生徒約270人が14~17日の日程で沖縄を訪れていた。3日目の16日は、生徒らが七つのコースに分かれて班行動する日だった。

 うち一つのグループは船に乗りながら、辺野古一帯の現状を見学。午前9時から昼ごろまでの予定だった。

 生徒18人が2隻に分かれて乗船していたところ、事故に巻き込まれた。

 全員が病院に搬送され、意識不明の状態だった女子生徒は事故から約2時間後に死亡が確認された。

 ホームページによると、高校は学校法人同志社が運営し、1980年に開校した。中学とともに同志社大の京田辺キャンパスの隣にある。平和について考える機会として、中学・高校の2年次に長崎や沖縄を訪れているという。【鈴木健太郎、資野亮太】

毎日新聞

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