「ばかにして楽しいか」 三重県、児相職員の心理的虐待を認定

2026/04/17 18:34 

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 三重県は17日、中央児童相談所の会計年度任用職員(50代女性)について、一時保護していた子どもたちに感情的な口調で対応するなど心理的虐待があったと認定した。児童相談支援課が記者会見して明らかにした。

 発表によると、職員は2025年12月25日、津市の中央児童相談所に併設されている一時保護所で、未就学児が近くにいた小学生らに外国語で大声で話しかけ、笑っているのを見かけた。その際、悪口を言われていると思い「大人をばかにして楽しいか」などと言った。職員はその外国語に通じていなかったという。

 その後、小学生2人が児童心理司に対し、未就学児が職員から髪を引っ張られていたなどと訴えたことから、県は調査を開始。髪を引っ張ったことは確認されなかったが、「極めて大きく感情的な口調で対応を行った」という事実を確認し、17日の県社会福祉審議会の部会を経て虐待を認定した。

 中央児童相談所は子どもたちや保護者に経過を報告し、謝罪した。

 県は今後、一時保護所の全職員を対象にした研修や外国人支援員の派遣を進め、防犯カメラを7台増設するとしている。【山本直】

毎日新聞

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