熊本地震 地表のずれを33㌔にわたり確認 東北大など調査

2026/08/06 19:37 

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 東北大と熊本大などのチームは6日、7月28日に熊本地震(マグニチュード7・1)を引き起こした日奈久断層帯沿いを調査した結果(速報)を公表した。地表にずれを生じさせた「地表地震断層」は熊本県御船町から同県八代市にかけて直線距離で約33キロにわたって確認されたという。

 熊本地震は地層が水平にずれる「横ずれ断層型」。最もずれが大きかったのは、熊本県宇城市小川町~氷川町で、断層面は水平方向に最大1・8メートルずれていた。上下のずれが最も大きかったのは八代市の九州自動車道八代ジャンクション(JCT)付近で、約1・5メートルに及んでいたという。

 地表のずれに伴い、八代JCTでは橋脚がずれた。また、八代市の龍峯小学校で校舎や校庭に大きな亀裂が入るなどの被害が出た。地表がずれた箇所は、事前に公表されていた活断層の位置とおおむね重なっていたという。

 調査した遠田晋次・東北大教授(地震地質学)は「2016年の熊本地震より断層沿いに住宅地が多かった。高速道や国道があり、新しい建物でさえ家屋が傾くなど、断層のずれで何らかの被害を受けていた」と話した。【垂水友里香】

毎日新聞

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