大阪府警、竹中工務店を家宅捜索 万博大屋根リング巡る背任事件

2026/08/19 11:54 

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 2025年に開催された大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」などの整備工事を巡り、大手ゼネコン・竹中工務店の工事責任者が背任容疑で逮捕された事件で、大阪府警は19日、大阪市中央区にある竹中工務店の大阪本店を家宅捜索した。

 逮捕されたのは大阪本店の元総括作業所長、河井辰巳容疑者(61)。捜査関係者によると、工事に関わった下請け業者に指示し、竹中工務店へ工事費を水増し請求させた疑いが持たれている。

 大屋根リングは1周約2キロで、世界最大級の木造建築物。日本国際博覧会協会が3工区に分割して発注し、24年8月に本体工事が完了。竹中工務店を中心とする共同企業体(JV)は西工区の約700メートル区間の工事を受注した。

 竹中工務店の本店には午前11時ごろ、段ボールを持った捜査員ら5人が入った。

 竹中工務店は逮捕を受け、「従業員が逮捕されたことは誠に遺憾。厳粛に受け止め、警察の捜査に全面的に協力し、事実関係を確認次第厳正に対処したい」とコメントしている。【北村秀徳】

毎日新聞

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