イスラエル、シリアを8回空爆 基地再建やトルコをけん制か

2026/08/19 10:26 

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 シリア国営メディアは18日、イスラエルがシリア北西部の空軍基地を空爆したと報じた。イスラエルはコメントしていないが、シリア・イラク担当の米国のバラック特使は「イスラエルの空爆は地域を不安定にする不必要なエスカレーションだ」と非難した。

 シリア国営メディアによると、空爆は8回に及び、滑走路などが攻撃された。死傷者は出ていないという。中東メディアによると、攻撃された基地は現在稼働しておらず、トルコ軍当局者が17日に訪れ、基地の修復について協議していたという。

 2024年12月にシリアのアサド政権が崩壊した後、イスラエルは、シリアの過激派組織に武器が渡ることを防ぐことなどを名目にシリアの軍事基地などへの空爆を断続的に続けている。またシリアの暫定政権がトルコの支援を受けていることから、トルコの影響力増大も警戒しており、今回の攻撃は基地の再建の動きやトルコをけん制するためのものだったとの指摘もある。

 イスラエルの空爆を受けて、シリア外務省は「不当な侵略行為だ」と指摘。トルコ外務省も、シリアの領土統一と保全を侵害する行為だとして非難し「国際社会に対してイスラエルの侵略を終わらせるように断固とした措置を取るように求める」と主張した。【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

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