袋井市長、「ながら運転」厳罰化を国に陳情 6人死亡新名神事故

2026/08/25 19:54 

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 三重県亀山市の新名神高速道路で3月、大型トラックが乗用車に追突、静岡県袋井市内の一家5人を含む6人が死亡した事故を受け、同市の大場規之市長は25日、「ながら運転」の取り締まり強化や厳罰化を求め国などに陳情した。事故は、女性運転手がスマートフォンを見ながら運転していて起きたとされる。市長は「一瞬にして5人が命を奪われた。行政としてもしっかり対応していきたい」としている。

 陳情書は「運転手の『ながらスマホ』(スマートフォン操作による前方不注意)が原因とされる多重事故で、袋井市在住の子ども連れの一家5人と埼玉県草加市の男性1人の尊い命が失われた。痛ましい事故が二度と起こらないよう、道路交通法や自動車運転処罰法の改正を求める」との内容。警察庁(交通局長)、法務省(副法相)、自民党(交通安全対策特別委員長)に提出した。

 27日には、市職員が「自らの運転行動に責任を持ち、率先して交通安全に努めることを誓う」などと署名して作成した「袋井市ながら運転根絶宣言書」を、袋井署長あてに提出する予定だ。

 事故の公判で、検察側は女性運転手が「運転中に料理のショート動画のスクリーンショットを保存するため、約13秒間にわたって前方から目を離していた」と指摘している。

 市を挙げての取り組みは、大場市長が21日の定例記者会見で明らかにしていた。犠牲者6人のうち5人が市内の家族との発表を聞いた時を振り返り、「耳を疑った。ご遺族は当初『そっとしておいて』との意向が強かったが、最近になって思いを語られるようになった」とし、陳情などの行動の理由を説明した。【照山哲史】

毎日新聞

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