栃木強盗殺人 「1000万円の仕事」インスタ投稿見て少年紹介か

2026/09/15 21:11 

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 栃木県上三川(かみのかわ)町で5月に親子3人が死傷した強盗殺人事件で、実行役の少年1人を勧誘したとして職業安定法違反(有害業務の紹介)に問われた相模原市の高校生の男性(18)は15日、宇都宮地裁(高島由美子裁判長)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。検察側は拘禁刑1年6月を求刑し、即日結審した。判決は11月19日。事件で起訴された7人のうち裁判が行われるのは初めて。

 起訴状などによると、男性は事件前日の5月13日、犯罪の実行役をさせることを知りながら、通信アプリ「テレグラム」でグループトークを作成して連絡を仲介し、川崎市の少年(当時16歳)を相模原市の少年(同)に紹介したとされる。

 被告人質問で経緯を問われた男性は、相模原市の少年がインスタグラムで「1000万円の仕事がある」と投稿しているのを見たと供述。詳細を尋ねると「金塊を取り戻す仕事だ」と言われ、金に困っていた川崎市の少年を紹介したと説明した。「軽はずみなことをしてしまった」と話し、謝罪した。

 検察側は「重大犯罪が起こる可能性を認識できたのに、少年を紹介した責任は大きい」などと指摘。弁護側は「強盗の計画を把握しておらず、経済的利益も得ていない」などとして執行猶予付きの判決を求めた。

 男性は「危険な闇バイトだという認識があり(自身は)実行役にならなかった」と説明。事件の発生は、登校中に実行役の少年からの電話で知らされ「とんでもないことになった」と感じたという。

 事件では他に、少年4人と、現場指示役とされる横浜市の竹前海斗(29)、妻の美結(25)両被告の6人が強盗殺人罪などで起訴されている。警察庁は事件を主導したとして益田和彦容疑者(48)を国際手配している。【白川徹】

毎日新聞

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