修猷館高ラグビー部100周年 福岡屈指の進学校、廣瀬俊朗さん激励
福岡県内屈指の進学校である修猷館高校のラグビー部が、今年で創部から100周年を迎えるのに合わせ、26日に福岡市早良区で記念の式典や福岡高校との定期戦を開いた。約50年間遠ざかる花園出場に向け、現役部員らを激励。卒業生ら約400人がラグビー部の更なる活躍を願った。
修猷館は1784年創立。ラグビー部は1925年の創部で、全国高校大会は28年に初出場を果たし、これまでに旧制中学時代を含め8度出場した。第31回(51年度)の4強が最高成績となっている。現在は選手が男女合わせ54人、マネジャー5人と、県内公立高の中では多くの部員を抱える。
この日は、昨年に創部100周年を迎えた福岡との定期戦があった。修猷館の試合前の円陣のかけ声にもなっている弥栄いやさかの横断幕を掲げて、熱戦を繰り広げた。選手がぶつかり合う接点と走力で上回る修猷館が、前半早々から主導権を握り、セットプレーやサインプレーで次々とトライをあげ、福岡を圧倒。83-12で勝利した。
福岡の吉用凌平主将は「修猷館は目標であり、超えるべき存在。次の100年も関係を続けていけるよう努力したい」とライバル校への思いを語った。修猷館の末永創一朗主将は「100年の重さを感じるとともに、『修猷館には勝てない』と思わせるチームを目指したい」と話した。
試合後には、ラグビー元日本代表の廣瀬俊朗さんによる講演会があった。公立の進学校から慶応大に進学した廣瀬さんは高校時代、朝の勉強や授業前の予習をすることで、ラグビーと両立させていたことを紹介。記念式典と祝賀会も開かれ、卒業生らが両校の部員を激励した。
OB戦も行われ、修猷館高卒で高知県大月町に住む佐々倉鐵夫さん(85)は、「ラグビーを通じた経験は、生涯の自分を形作ってくれる。100年の歴史に立ち会えてうれしい」と笑顔で話した。【林大樹】
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