JFE東日本・落合監督が感謝の涙 「幾度となく力を…」 都市対抗

2025/09/06 22:18 

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 第96回都市対抗野球大会は第10日の6日、東京ドームで準々決勝があり、千葉市・JFE東日本は春日井市・王子に1―9で敗れ、6年ぶりの4強入りはならなかった。

 千葉市・落合成紀監督の試合後の主な談話は次の通り。

 ◇千葉市・落合成紀監督

 一番良くないと思っていた序盤での大量失点がこの試合で出てしまった。チャンスを作ってから三振になってしまうところがこういう展開を招いた。(得点につなげた)終盤のような攻撃が序盤からできないと、上には勝ち進めない。

 <補強の渡辺力哉投手に先発を託した>

 どこかで渡辺を先発させるために補強したので、渡辺の先発に関しては全然悔いはない。

 <1番の小松勇輝選手は攻守に奮闘した>

 1、2戦目とふがいない結果だったので、この試合に懸ける思いが伝わってきた。「1番・遊撃手」はうちの看板選手なので、中心としてチームを引っ張ってもらいたい。

 <今大会を振り返って>

 最後にこういう結果になってしまうと、どうしても課題の方が大きくなりがちだが、予選から選手たちが最後の最後まで粘り強く戦ってくれた。その結果、劇的勝利を収めて粘り強いチームになってきたのも事実なので、そこはしっかり次につなげていきたい。

 <予選では不調だった平山快選手が本大会で結果を残した>

 もうこれは平山自身の意地なのかなと。平山の覚悟が見られた。まだまだ中心を担ってもらいたい。

 <スタンドの応援団は逆転を信じて声援を送り続けた>

 (涙で声を詰まらせながら)スタンドの皆さんには幾度となく力をもらった。最後の最後までベンチの中でも「みんなが応援してくれてるんだから」という声も出ていた。感謝でしかない。

毎日新聞

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