「賞に恥じない結果を」 JR東・高橋がベストナイン獲得しプロへ

2025/12/10 19:18 

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 日本野球連盟の2025年度社会人野球表彰(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催、シチズン時計、ネクストベース協賛)の表彰式が10日、東京都内で開かれた。

 ベストナインの三塁手には、JR東日本の高橋隆慶選手(23)が初めて選ばれた。茨城・明秀日立高、中央大を経て2年目の内野手で、プロ野球ドラフト会議でソフトバンクから5位で指名されたため、社会人は最後となる。

 高橋選手の談話は次の通り。

 ◇JR東日本・高橋隆慶選手

 <ベストナインを受賞した今の気持ちは>

 自分がベストナインに選出されるとは思っていなかったので、驚きと素直にうれしいなっていう気持ちがあります。

 <受賞理由をどう捉えているか>

 今年は自分でも思うようなバッティングを年間通してできたので、そこを見ていただけたのかなと思います。

 <高打率を残した>

 率もそうですし、それなりに長打も出ました。率を残しながら長打も求められる打順でもあったので、手応えを感じた1年でした。それが良かったと思います。

 <受賞は自信になると思うが、プロではどう挑戦していくのか>

 自信もそうですけど、やっぱりこの社会人ベストナインっていうのは、年間で各ポジション1人ずつで10人しか選ばれない賞ですので、賞に恥じないような結果を1年目から残していきたいという気持ちが強いです。

 <社会人野球で得たものは>

 大学と違ってトーナメントで一発勝負っていう部分がある。技術や気持ちの部分もそうですけど、自分の状態が悪くてもチームが勝つことを一番としてみんながやっていると思います。

 チームのためにっていう自己犠牲の面では大学より成長できたと思いますし、それが結果にもつながっていたと思います。学びっていうのは今後も生きていくものだと思うので、変えずにやりたいです。

毎日新聞

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