スノボ・荻原大翔選手、夢舞台での活躍誓う 牛久市役所を表敬訪問

2025/12/18 10:55 

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 米コロラド州で13日に行われたスノーボードのワールドカップ(W杯)ビッグエア最終第3戦を制した茨城県牛久市出身の荻原大翔(ひろと)選手(20)=TOKIOインカラミ=が16日、沼田和利市長を表敬訪問した。2026年2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピックで代表入りを確実にした荻原選手は「攻めた戦い方で圧倒的に勝ち、これがスノーボード、これが荻原大翔だと世界に見せたい」と、夢舞台での活躍を誓った。

 両親の影響で3歳からスノーボードを始め、競技は「生活の一部だった」と振り返る。市立向台小、牛久南中に通いながら、週末は福島県内のスキー場で練習を重ね、中学生でプロ資格を取得。21年の全日本選手権で初優勝を飾った。22年4月に世界初の6回転で注目され、25年1月の冬季Xゲームで6回転半を成功させ優勝した。

 荻原選手は「オリンピックは小さな頃からの夢で、すごくうれしい。スノーボードに親しみがない人も多いと思うが、自分の滑りを見て、面白そうだとか、行こうと思ってもらえたら」と話した。

 この日、荻原選手は愛用のスノーボードを携え市役所を訪問。出迎えた市職員から大きな拍手が起きた。沼田市長は「市民一丸となって応援する。体調やけがに気をつけて楽しく臨んでほしい」と激励した。【鈴木美穂】

毎日新聞

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