フィギュアスケート全日本選手権の公式練習が１８日、会場の東京・代々木第１体育館であった。ペアは「ゆなすみ」こと長岡柚奈選手、森口澄士選手組（木下アカデミー）と籠谷歩未選手、本田ルーカス剛史選手組（木下アカデミー）の２組が参加。練習中、長岡選手がスロージャンプで転倒する場面があり、脚を痛めたとみられる場面があった。練習後は、脚を引きずるようにして引き上げた。

　世界王者ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組（木下グループ）は不在だった。この日夜の開会式には出席予定という。ペアは２１日にショートプログラム（ＳＰ）、２２日にフリーが行われる。

　「りくりゅう」の２人は今月上旬のグランプリ（ＧＰ）ファイナルで３大会ぶりの優勝。今大会に向けては拠点のカナダに戻らず、関西で調整を続ける考えを示していた。【倉沢仁志】