「ヒットの歓声は聞こえた」 難聴の敦賀気比・川原 夏の甲子園

2026/08/11 12:00 

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 全国高校野球選手権大会は第7日の11日、阪神甲子園球場で2回戦があり、敦賀気比(福井)が横手(秋田)に10―0で勝ち、4年ぶりに初戦を突破した。

 敦賀気比は両耳が難聴の川原成翔(せいしょう)選手(3年)が「7番・一塁」で先発出場。五回の第3打席に右前打で甲子園初安打、七回の第4打席では二塁打を放つなど勝利に貢献した。

 川原選手の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇敦賀気比・川原成翔選手

 今日は結果どうこうよりも楽しんでやろうと思いました。

(一塁側の)横手の大応援を聞いて鳥肌が立ちました。今までに聞いたことがない応援の大きさでした。

 監督からも、相手の応援を自分たちの力に変えようと言われていました。(一塁の)守備中には口ずさんで歌って(リズムに)乗っていました。

 <第3打席に安打を放った>

 1、2打席は緊張で自分のスイングができなかった。自分のスイングを貫こうと思いました。

 (第3打席に安打が出て)打った時の歓声は聞こえました。甲子園でのヒットは特別で、今までのヒットで一番うれしかったです。今まで野球をやってきて良かったと思いました。

 (小学生の頃から聞こえにくくなったが)言い訳にしたくなかった。完全に聞こえないわけではないので、甲子園の夢は諦めたくなかったです。

 <自身のプレーで伝えたいことは>

 自分のプレーで勇気や希望を与えることになればうれしい。

 難聴で、「あの子、大丈夫かな」と思われるが、明るく、ベンチでも盛り上げて見ている人に野球やっていて楽しそうだなと思ってもらいたいです。

 <大会の目標は>

 全国制覇が目標ですが、一戦一戦勝ち上がり、1試合でも大好きな仲間と試合をしたいです。

毎日新聞

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