三重大会ではわずか1登板 三重・船橋が好リリーフ 夏の甲子園

2026/08/11 22:39 

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 ◇高校野球・夏の甲子園2回戦(11日)

 ◇○三重5―3松商学園(長野)●

 三重の2番手で登場した船橋昊は四回、この夏2回目のマウンドに上がった。三重大会での出番は1試合で2回を投げただけ。それでも「自分なりの投球で、最少失点で抑えよう」と頭はさえていた。

 厳しいコースを突く直球を中心にスライダーなど変化球を織り交ぜ、六回までは一人の走者も許さなかった。八回には2死三塁から適時三塁打を浴びて1点を失うも、続く相手の5番打者に「思い切って投げた」と直球を続け、三ゴロに。5回1失点の好リリーフに「最初は緊張したけど、楽しんで投げられた」と笑みを浮かべた。

 ここまでわずか1登板の選手が大一番でマウンドに上がったのには訳がある。三重はこの日投げた上田晴優、吉井海翔に加え、最速149キロを誇る右腕・古川稟久の3人を中心に三重大会を勝ち上がってきた。しかし、三重大会決勝で古川が右腕の肉離れを起こし、現状は3本柱の一角を欠いた状態だ。

 古川は大会期間中の復帰を狙ってベンチ入りはしており、「古川さんが出てくるまで、頑張ってみんなでつなぎたい」と船橋。この日は「つなぎ」どころではない大活躍を見せた2年生だった。【吉川雄飛】

毎日新聞

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