伊藤園は２１日、米大リーグ機構（ＭＬＢ）と、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースとの間でパートナーシップ契約を結んだと発表した。東京都内で開かれた発表会には、特別ゲストとしてドジャースのムーキー・ベッツ選手が登場。主力商品「お～いお茶」を試飲し「おいしい」と日本語で感想を述べた。

　伊藤園は昨年４月から大谷選手をグローバルアンバサダーとして国内外で広告を展開してきた。大谷選手の起用を継続し、今後は「お～いお茶」が日本におけるＭＬＢの緑茶分野の公式飲料となる。

　発表会では、大谷選手が「お～いお茶は好きでずっと飲んでいる」「生活の一部になっています」とＰＲするインタビュー映像を公開。ベッツ選手も大谷選手について「神様のような存在。勝利に対する彼の姿勢は、チームにとても重要」と存在感の大きさを語った。

　「お～いお茶」は１９８９年に発売。２０２４年１２月時点で累計販売本数は４５０億本を超え、４０以上の国や地域で販売されている。【嶋田夕子】