スバル、今期業績予想見送り トランプ関税で最大3600億円下押し
SUBARU(スバル)は14日、2026年3月期連結業績予想の開示を見送った。トランプ米政権による関税政策の動向などが不透明で「現時点で合理的な算定が困難」としている。
年度を通じて関税影響が続き、何も対策しなかった場合、営業利益を最大25億ドル(約3600億円)下押しすると見込んだ。一方、世界販売台数は前期比4%減の90万台となる見通し。ただし関税による需要の落ち込みなどの影響は織り込んでいない。
大崎篤社長はオンライン記者会見で、年度を通じて関税影響を受けた場合も「さまざまな対策を講じ、まずは営業利益1000億円を狙う。更なる収益の積み上げも目指す」と述べた。
25年3月期連結決算は、売上高が前期比0・4%減の4兆6857億円、営業利益が13・4%減の4053億円、最終(当期)利益が12・2%減の3380億円。【鶴見泰寿】
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