自動車大手６社が最終減益 今期業績予想はトランプ関税が色濃く
自動車大手７社の２０２５年３月期連結決算が１４日、出そろった。北米で値引き原資に充てる販売奨励金が膨らむなどし、米国で四輪を販売していないスズキを除く６社が最終（当期）利益を前期より減らし、このうち日産自動車は赤字に転落した。
２６年３月期連結業績予想は、トランプ米政権による関税政策の影響が色濃い。最終損益はトヨタ自動車、ホンダ、スズキ、三菱自動車の４社が減益を見込み、経営再建中の日産のほか、米国市場への依存度が高いマツダとＳＵＢＡＲＵ（スバル）の３社が「未定」とした。【鶴見泰寿】
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