柏崎刈羽原発、20日再稼働を延期 制御棒の設定ミスで警報作動せず
東京電力は19日、柏崎刈羽原発6号機を20日に再稼働させる予定を、21日以降に延期すると明らかにした。核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く試験中に、正しく警報が作動しない不具合が見つかった。同様の不具合がないか確認しており、東電は「確認中の作業に1~2日はかかる。(再稼働まで)どれくらいかかるかは分かりかねる」としている。
東電によると17日午前11時半ごろ、試験で本来は引き抜くべきではない制御棒を抜こうとした際に、鳴るはずの警報が出なかった。東電は保安規定で定める「運転上の制限」から逸脱したと判断し、原子力規制委員会に連絡した。原因は設定ミスで、18日に設定を見直し、警報が鳴ることを確認した。
6号機の制御棒は全205本あり、うち88本で同様の設定ミスが見つかった。設定し直し、全本数について警報が鳴るか確認している。設定ミスは1996年11月の運転開始時から続いていた。警報が鳴らないまま誤った制御棒を引き抜くと、予期せず臨界に至る恐れがある。
2月26日とする営業運転の開始予定について東電は「時間に余裕を持って設定している」としつつ、確認作業に時間がかかった場合は変更することもあり得るとしている。
東電が再稼働を目指す6、7号機では制御棒に関連した不具合が相次ぎ、6号機では2025年8月に制御棒が引き抜けない不具合も起きた。長期停止による運転員の経験不足も指摘されているが、東電の担当者は「操作上のヒューマンエラーではなく、運転員の経験は関係ないと思う」としている。
6号機は25年12月に再稼働に向けた地元同意を得た。今月20日の原子炉起動に向けて、施設の安全性を最終確認していた。【木許はるみ】
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