東証初の終値6万8000円超 為替は一時160円台の円安水準
3日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が大幅反発し、前日比1667円89銭高の6万8402円13銭で取引を終えた。終値で初めて6万8000円を超え、史上最高値を更新した。中東情勢の混乱が続くが、前日の米国株高の流れを引き継いだ。
2日の米国株式市場では、ハイテク株が買われ、主要な株価指数が最高値を更新した。東京市場でも日経平均への寄与度が大きい人工知能(AI)や半導体関連の銘柄が買われ、上げ幅は一時、前日終値比2000円を超えた。
半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(HD)にも買い注文が集まり、時価総額は一時45兆円を超え、トヨタ自動車を抜いてソフトバンクグループ(SBG)に次ぐ国内2位となった。
東証株価指数(TOPIX)も大幅に上昇し、一時、史上初めて4000を超えた。終値は71・96ポイント高の3996・20。
市場関係者からは「買いがAIや半導体関連に偏るいびつな状況だが、それだけ期待が強い。日経平均7万円も通過点になるだろう」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩氏)との声が出ている。
一方、東京外国為替市場では、対ドルの円相場が下落し、一時1ドル=160円台を付けた。160円台は日銀・政府の為替介入前の4月末以来、約1カ月ぶりの円安・ドル高水準。原油高による日本の貿易赤字拡大などが意識され、円売りが進んだ。【鴨田玲奈、ワシントン浅川大樹】
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