2025年度の税収は84兆円 6年連続で過去最高更新 財務省

2026/07/03 21:04 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 財務省は3日、2025年度の一般会計税収が84兆2226億円となり、6年連続で過去最高を更新したと発表した。24年度の税収より8兆9905億円増(12・0%増)で、前年度からの増加額も過去最高となった。企業業績の好調などを背景に、法人税の伸びが目立った。消費税、所得税も増加した。

 これまでの前年度からの税収増加額の最高は、消費税率が5%から8%に上がった14年度の7兆178億円だった。

 昨年11月に公表した直近の見通し(80兆6980億円)からは3兆5246億円上振れした。

 税収の内訳は、法人税が21兆7450億円、消費税は26兆278億円で、いずれも過去最高を更新した。所得税は25兆2565億円で過去3番目に高い水準だった。

 税外収入は9880億円を計上した。日銀が保有する上場投資信託(ETF)の分配金が株価上昇で増加し、納付金が増えた。予算計上したものの執行しなかった「不用額」は2兆993億円。税収の上振れを受け、3兆円の赤字国債発行を取りやめた。

 税収の増加や「不用額」などで生じる決算剰余金は2兆6088億円で過去3番目に高かった。このうち、半分は国債の償還に充てられ、残りは防衛力強化の財源に回す。【妹尾直道】

毎日新聞

経済

経済一覧>