大谷翔平選手「被災した動物の支援」にも言及 LA山火事で寄付

2025/01/17 13:36 

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 米大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手は16日、自身のインスタグラムへの投稿で、ロサンゼルスや周辺で続く山火事の被災支援などのため、50万ドル(約7770万円)を寄付すると表明した。ロサンゼルスを本拠とするスポーツチームが共同でTシャツを販売し、売上金を消防当局への支援にあてる取り組みへの協力も呼びかけた。

 大谷選手は投稿で「LAでの火災にあたり私達のために戦い続けてくれている消防士の皆さんに心から感謝します」と記した。消防士や避難者、被災した動物の支援にあてるために寄付するとして、「1日も早い復興を心より願っています」と述べた。「動物の支援」に言及した背景には、愛犬のデコピンの存在もあるとみられる。

 ロスの火災では、大谷選手のチームメートのフレディ・フリーマン選手夫妻も30万ドルの寄付を表明していた。

 山火事は7日から続いており、米メディアによると、27人が死亡、31人が行方不明となっている。風に勢いがやや弱まり、延焼を食い止めつつあるが、16日時点でも8万人以上に避難命令が出ている。【ワシントン秋山信一】

毎日新聞

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