イスラエル「ガザで地獄のとびらが開く」 人質解放求め大規模空爆

2025/03/18 12:10 

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 パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエル軍が18日未明に行った空爆で、中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」は同日、死者数が少なくとも308人に上ったと報じた。多数の負傷者も出ており、死者数は今後も増える可能性がある。イスラエル首相府はイスラム組織ハマスに対して「これから軍事力を強化する」としており、今後も大規模な空爆が続くとみられる。

 1月19日にガザ地区で停戦が発効して以来、イスラエル軍が大規模な空爆を行ったのは初めて。ロイター通信などによると、今回の空爆は北部ガザ市や中部デルバラー、南部のハンユニスやラファなどガザ全域で実施された。ハマスの中堅幹部の司令官らが標的になったとみられる。イスラエルのカッツ国防相は「ハマスが人質を全員解放しなければ、ガザで地獄のとびらが開く」と警告した。

 一方、ハマスは18日の声明で「ネタニヤフ政権は停戦合意をほごにする決定を下し、人質を未知の運命にさらした」と批判した。ハマスはいまも約60人の人質を拘束中とみられている。【カイロ金子淳】

毎日新聞

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