「パレスチナのためにやった」 米銃撃、容疑者を殺人容疑で訴追
米首都ワシントンで在米イスラエル大使館職員2人が死亡した21日夜の銃撃事件で、司法省は22日、イライアス・ロドリゲス容疑者(31)を第1級殺人容疑などで訴追したと発表した。現場で警察官に拘束された際、「パレスチナのためにやった」と主張したといい、捜査当局は憎悪犯罪(ヘイトクライム)などの疑いも視野に追及する。
連邦捜査局(FBI)によると、ロドリゲス容疑者は博物館で開催されたイベント終了後に出てきた男女2人とすれ違い、直後に背後から銃撃した。はいつくばる女性に対してさらに数発発砲して死亡させたとされる。
容疑者は聴取で、昨年2月にワシントンのイスラエル大使館前で焼身自殺を図った人物を「殉教者」と称賛。事件前日の20日、地元の中西部イリノイ州シカゴからワシントン近郊に空路で移動し、銃も携帯していたという。
容疑者のものとみられるX(ツイッター)のアカウントには、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を非難し、抗議のための暴力を正当化するような投稿があり、FBIが関連を調べている。米CNNによると、シカゴで複数の左翼グループに関与していたという。【ワシントン金寿英】
-
「EUに50%関税を推奨」トランプ氏がSNS投稿 発動なら波乱
トランプ米大統領は23日、貿易交渉が難航している欧州連合(EU)からの輸入品に対し、「6月1日から、50%の関税を課すよう推奨している」と自らの交流サイト(S…国 際 2時間前 毎日新聞
-
バングラデシュ暫定政権トップが辞任検討 選挙時期巡り軍などと対立
バングラデシュの主要メディアは23日、ノーベル平和賞受賞者で暫定政権トップのムハマド・ユヌス首席顧問が辞任を検討していると報じた。政権の後ろ盾になってきた軍や…国 際 3時間前 毎日新聞
-
ガザのパン屋、2カ月ぶりに製造も 再開できた店舗は「一握り」か
国連世界食糧計画(WFP)は22日、パレスチナ自治区ガザ地区で約2カ月ぶりにパン屋が製造を再開したと明らかにした。ガザ地区を封鎖してきたイスラエルが19日、約…国 際 7時間前 毎日新聞
-
「トランプ減税」法案が米下院を通過 財政悪化を懸念、上院で修正も
トランプ米大統領の掲げる大型減税などを盛り込んだ法案が22日、米議会下院で可決された。1次政権で始めた「トランプ減税」の恒久化や、新たに始めるチップや残業代へ…国 際 12時間前 毎日新聞
-
プーチン氏「緩衝地帯を設置」 ウクライナ北東部で攻勢を強化
ロシアのプーチン大統領は22日、露西部のウクライナ国境沿いにウクライナ軍の攻撃を防ぐための「緩衝地帯」を設置することが決定されたと明らかにした。政府の会合で話…国 際 13時間前 毎日新聞