<1分で解説>トランプ大統領とマムダニ次期NY市長、何を話した?

2025/11/23 13:19 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 トランプ米大統領が21日、ニューヨーク市長選で初当選したゾーラン・マムダニ次期市長とホワイトハウスで初めて会談しました。2人はこれまで激しく対立していたのですが……。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ氏とマムダニ氏の会談」を解説します。

Q トランプ氏とマムダニ氏が会ったって聞いたよ。どんな話をしたの?

A 2人はホワイトハウスで会談し、生活コストの抑制や犯罪対策について話し合いました。

Q 会談の雰囲気はどうだったの?

A トランプ氏は「非常に生産的だった」と振り返り、マムダニ氏に協力する意向を示しました。

Q えっ? 互いに非難していたよね。

A ええ、これまで2人は対立関係にあり、トランプ氏はマムダニ氏を「狂った共産主義者」と呼び、マムダニ氏もトランプ氏を「独裁者」と批判していました。

Q どうして協力することになったの?

A 食べ物や住む場所など、毎日の暮らしにかかる「生活コスト」の問題が大きくなっていて、両者とも市民のために協力することが大切だと考えたようです。トランプ政権は、食品価格を抑えるため、農産物や食品の関税を大幅に引き下げる方針に転じています。

Q ところでマムダニ氏はどんな人なの?

A マムダニ氏は民主党の急進左派で、ニューヨーク市長選の党予備選に圧勝し、本選でも当選。来年1月1日に市長に就任する予定です。

Q 今後2人はどうやって協力していくのかな。

A マムダニ氏は「大統領と協力できることを楽しみにしている」と話していて、今後は生活コスト対策などで協力していくとみられます。

毎日新聞

国際

国際一覧>