トランプ氏「少し失望した」 和平案巡りゼレンスキー氏を批判
トランプ米大統領は7日、米政権が主導しているロシアとウクライナの和平案を巡り、ウクライナのゼレンスキー大統領が米国の「提案」を読んでいないとして、「数時間前の時点での話だが、少し失望した」と述べた。ロシア側は納得しているとも主張した。ワシントンで記者団に語った。
米とウクライナは4日から3日間にわたって和平案を協議したが、妥結には至らなかった。協議では領土を巡る問題と、ウクライナが求める「安全の保証」が主な議題になった。トランプ氏は「提案」の詳細には触れていない。
和平案を巡るロシアとウクライナ双方の立場の隔たりが大きい中、トランプ氏の長男ジュニア氏は7日、中東カタールであったイベントで、米政権が和平の仲介から手を引く可能性に言及した。「父の特徴は予測できないことだ」とも語った。米メディアが伝えた。
ジュニア氏は米政権が和平仲介から退く可能性を聞かれ、「そうなるかもしれない」と指摘。ウクライナで汚職疑惑が広がっていることから、「ロシアよりも腐敗した国だ」と主張した。ジュニア氏はバンス米副大統領とも近い関係にある。
米政権はこれまでも度々、和平仲介から手を引く可能性について言及してきた。一方で、5日までに公表した国家安全保障戦略(NSS)では、和平に向けた交渉の進展は米国の「核心的利益」だとしている。【ワシントン松井聡】
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