イラン外相と米特使が接触 軍事的緊張の中、対話を模索 米報道

2026/01/13 09:07 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米ニュースサイト「アクシオス」は12日、反政府デモが続くイラン情勢を巡り、イランのアラグチ外相と米国のウィットコフ中東担当特使が先週末に接触したと報じた。数日以内に両国が協議する可能性について話し合ったとされ、米国が軍事介入を示唆する中、緊張緩和に向けた対話を模索している模様だ。

 トランプ米大統領は11日、イラン側から協議の要請があったとし、「我々は会うかもしれない。協議の準備は進められている」と言及。ただ、協議前の軍事行動の選択肢もあるとの考えを示していた。アラグチ氏も12日、米国などを念頭に「我々は戦争の準備もできているが、対話の用意もある」と話していた。

 デモはイラン各地で依然として続いている模様だが、イラン指導部は、デモの背後に米国やイスラエルがいると主張し、弾圧を強めている。最高指導者のハメネイ師は12日、米国に対して「策略をやめよ」と主張。一方で、12日に首都テヘランで政府を支持する集会に数千人が集まったとして、「揺るぎない決意に満ちあふれた集会が、外国の策略を阻止した」と述べ、支持者らに団結を呼びかけた。

 在米人権団体HRAは11日、イラン国内の反政府デモの死者が500人を超えたと明らかにしており、緊張が高まっている。【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

国際

国際一覧>