金正恩氏、演説で副首相を「無能」と批判 その場で解任を宣言

2026/01/20 10:14 

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 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が19日に東部・咸鏡南道(ハムギョンナムド)にある機械製作企業で、改修工事の完工式に出席したと報じた。金氏は演説で、機械工業部門を担当する楊勝虎(ヤン・スンホ)副首相を「無能」だと批判。「私は、この場で副首相を解任する」と宣言した。

 近く開催される5年に1度の朝鮮労働党大会を前に、幹部の引き締めを図った可能性がある。

 金氏は「無責任で無能な経済指導活動家のために、経験しなくてもよい人為的混乱を被り、少なからぬ困難と経済的損失を招いた」と批判。「敗北主義と無責任、非積極性に慣れきった者に期待をかけてきた慣行との決別は、今後の開拓と発展のための新たな出発となる」と強調した。

 その上で「人民経済のさまざまな分野の発展を図るための機械工業分野の現代化を実利的に加速化していかねばならない」と訴えた。

 金氏は朴泰成(パク・テソン)首相に対し、新たな副首相を登用するよう求めた。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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