長生炭鉱遺骨のDNA型鑑定「そう遠くない時期に」 警察庁が見通し

2026/01/20 19:49 

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 戦時中に水没事故があった長生炭鉱(山口県宇部市)で見つかった遺骨の身元特定に向けたDNA型鑑定を日韓両政府が共同して進めることを表明したことを受け、遺骨を収容した地元の市民団体「長生炭鉱の水非常(みずひじょう)を歴史に刻む会」が20日、国会内で関係省庁の担当者と面会した。警察庁は鑑定の具体的な日程などは調整中とした上で、「そう遠くない時期にできる」との見通しを示した。

 遺骨の身元確認を巡っては、高市早苗首相と韓国の李在明(イジェミョン)大統領が今月13日の首脳会談で身元特定のためのDNA型鑑定を共同して進めることを確認した。

 20日の面会で刻む会は、新たに日本人の犠牲者遺族1人分のDNA型データを提供。警察庁も他の日本人犠牲者の遺族捜しや検体採取に取り組む姿勢を示したという。

 刻む会は2月上旬に遺骨収容のための潜水調査を予定しており、7日には現地で犠牲者の追悼集会を開催する。【肥沼直寛】

毎日新聞

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