イスラエル、大規模なレバノン侵攻計画か イラン情勢飛び火 米報道
米ニュースサイト「アクシオス」は13日、イスラエル軍が、イランから支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを掃討するため、レバノン南部で大規模な地上侵攻を計画していると報じた。イスラエルとヒズボラの交戦が始まった2日以降、レバノンでは700人以上が死亡、80万人以上が避難を強いられており、人道状況がさらに悪化する恐れがある。
報道によると、イスラエル軍は、ヒズボラの軍事拠点の破壊に加え、イスラエルとレバノンの国境から約30キロにあるリタニ川以南の全域を制圧することを目標としているという。アクシオスは、レバノン南部の占領につながる可能性があると指摘している。
イスラエルとヒズボラの交戦はエスカレートしており、イスラエルは繰り返しレバノン南部や首都ベイルート近郊の住民に退避を要求。3日からはレバノン南部の一部で地上侵攻を始めた。ヒズボラも11日、イスラエル側に約200発のロケット弾を撃ち込んだ。
レバノン政府は、イスラエルとヒズボラの戦闘に巻き込まれることを懸念しているが、ヒズボラの指導者カセム師は13日、レバノン政府のイスラエルとの外交交渉は、レバノンの主権や国民の保護にはつながっていないとして「抵抗以外に選択肢はない」と述べた。
イスラエルとヒズボラの交戦は、2023年10月にパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスがイスラエル南部に越境攻撃を開始したのに連動して再燃。24年秋にはイスラエル軍が限定的な地上侵攻を実施した。24年11月に停戦が成立したが、その後もイスラエルによる散発的な空爆が続いていた。
イスラエルは1982年にも当時、レバノンに拠点を置いていたパレスチナ解放機構(PLO)を掃討するために侵攻した。PLO幹部を追放し、そのままレバノン南部を占領したが、侵攻を機に設立されたヒズボラのゲリラ戦に苦戦。兵士の犠牲がとまらず、2000年にレバノンから撤退した経緯がある。【エルサレム松岡大地】
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