旧文通費改革 今後は衆参合同で協議へ 8月の改正法施行に向け

2025/01/30 19:38 

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 国会議員に月額100万円が支給される「調査研究広報滞在費」(旧文書通信交通滞在費)の改革を巡り、与野党は30日、衆院の議院運営委員会理事らによる協議会を開いた。使途公開などを義務づける改正歳費法の8月1日施行に向け、今後は衆参合同で公開範囲や残金の返還方法などを協議することを確認した。

 昨年12月の歳費法改正後、初めての協議で、衆院法制局から使途の範囲や公開のあり方、残金の返還方法などの論点について説明を受けた。また、村井英樹座長(自民党)が今後は参院と合同で協議会を開くことを提案し、2月4日の次回会合からは衆参合同で3回程度、開催することで合意した。村井氏は会合後、記者団に「十分な周知期間、準備期間などを設けるためには、なるべく早く決めていく必要がある」と述べた。【森口沙織、遠藤修平】

毎日新聞

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