夏の参院選沖縄選挙区 自民、奥間亮・那覇市議を擁立へ

2025/02/23 17:06 

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 今夏の参院選沖縄選挙区(改選数1)に向け、自民党沖縄県連は23日、候補者選考委員会を開き、那覇市議の奥間亮氏(38)の擁立を決めた。党本部に公認申請する。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力からは、現職で地域政党・沖縄社会大衆党委員長の高良鉄美氏(71)が出馬に向け調整している。辺野古移設を進める与党と、反対するオール沖縄が争う構図になるとみられ、2026年知事選の前哨戦となる。参政党は新人で琉球大教授の和田知久氏(65)の擁立を決めている。

 奥間氏は那覇市出身。琉球大卒業後、警察官を経て13年の那覇市議選で初当選。現在3期目。

 自民県連の候補者選考委は、沖縄県を地盤とする国会議員や県連役員、医療や建設、商工会関係者ら21人で構成している。【比嘉洋】

毎日新聞

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