<1分で解説>「運のいいことに能登で地震」自民鶴保氏が委員長辞任へ

2025/07/13 10:43 

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 自民党の鶴保庸介参院予算委員長が「運のいいことに能登で地震があった」と発言し、与野党から批判を受けて予算委員長を辞任する意向を固めたことが分かりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「鶴保氏の発言と辞任」を解説します。

Q 「運のいいことに能登で地震があった」って発言したの?

A 鶴保庸介参院予算委員長は、8日に和歌山市で行われた参院選和歌山選挙区の公認候補の個人演説会でこの発言をしました。

Q 能登半島地震ってなんだっけ。

A 能登半島地震は、2024年1月に石川県の能登地方で起きた大きな地震のことです。

Q どうして「被災地軽視だ」と批判されたの?

A 被災地で苦しんでいる人がいる中で「運のいいことに能登で地震があった」と言ったため、被災地の人たちの気持ちを考えていないと受け取られたからです。

Q 鶴保氏はその後どうしたの?

A 発言の翌日である9日に急きょ記者会見を開き、「失言だった」として謝罪し、発言を撤回しました。

Q 予算委員長ってどんな役割なの?

A 参院予算委員長は、国会の予算を話し合う委員会で議論をまとめたり、進行を管理したりする大切な役割です。

毎日新聞

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