宮城知事があいさつで今期退任に言及 6期目初日は異例のスタート

2025/11/21 14:51 

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 宮城県の村井嘉浩知事は6期目初日となった21日、「(職員と)4年間頑張れば、大きな成果を残して私はこの県庁を去ることができるのではないか」と述べ、今期限りでの退任に言及する異例のスタートとなった。

 職員約300人を前にあいさつした。「傲慢だ」「人の言うことを聞かない」といった声が上がっていることを踏まえ、「県民の理解を得ながら前に進むことは重要。やや急ぎすぎだったのではないかと反省しているところもある」と語った。

 一方、退任については、その後の報道陣の取材にも「あと4年でやるべきことを片付けて、いい形で次の方にバトンタッチしたい」と強調した。

 6期目では病院再編問題や世界的半導体企業の誘致などの決着を掲げ、県内総生産10兆円達成を目指す。【山中宏之】

毎日新聞

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