維新、参政に議員定数削減の協力要請 党首会談、結論は持ち帰り

2025/12/04 17:47 

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 日本維新の会の藤田文武共同代表は4日、参政党の神谷宗幣代表と国会内で会談し、与党が成立を目指す衆院定数削減法案への協力を求めた。神谷氏は「しっかりとした民意を反映させる選挙制度にした上で定数を削減することであれば協力できる」と返答し、参政が掲げるスパイ防止法や日本国旗を損壊する行為を処罰する「国旗損壊罪」の制定などを条件とした。両氏はそれぞれ結論を持ち帰った。

 会談は維新側が持ちかけた。神谷氏は、定数を削減した分を議員の公設秘書の拡充に当てることや、街頭演説の妨害を取り締まる法整備も要請。藤田氏は会談後、記者団に「(定数削減に)賛同できるのであれば(法案の)共同提出も含めて検討してもらいたいとお願いした。非常に前向きな意見交換ができた」と語った。【園部仁史、田中裕之】

毎日新聞

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