自民、立憲の税調会長が会談 野党の賛同得たい自民側の思惑透ける

2025/12/08 22:01 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 自民党の小野寺五典税調会長と立憲民主党の重徳和彦税調会長が8日会談し、立憲民主の2026年度税制改正要望について意見交換した。

 与野党第1党の税調会長が税制改正に関する全般的な協議をするのは珍しく、少数与党下で野党の賛同を取り付けたい自民側の思惑がある。小野寺氏はこの日、国民民主党、公明党の税調会長とも会談した。

 小野寺氏は協議後、「それぞれの党も国民の代表として議論しており、私どもが気づかない大事な意見をむしろお持ちの場合もある」と話し、今後も「時期を見て意見交換したい」と述べた。

 立憲民主が5日に発表した提言書では、消費税を時限的に0%にすることなどを求めている。【妹尾直道、富美月】

毎日新聞

政治

政治一覧>