<QAで解説>中国などの軍事動向と「新しい戦い方」 防衛白書

2026/08/05 15:59 

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 政府が2026年版防衛白書を閣議で了承しました。中国や北朝鮮、ロシアの軍事動向などに触れたり、人工知能(AI)やドローンを使った「新しい戦い方」を掲載したりしています。Q&A形式で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「2026年版防衛白書」を解説します。

Q 今回の防衛白書はどのくらいの分量なの?

A 598ページで過去最多。内容を分かりやすく解説するため、防衛省は短く編集した「ショート動画」やビジュアル版小冊子を初めて作成しました。

Q どんなことが書かれているのかな。

A 25年版に続き、中国の軍事動向などを「深刻な懸念事項であり、これまでにない最大の戦略的な挑戦」と指摘しています。その上で、「総合的な国力と同盟国・同志国などとの協力・連携により対応すべきもの」と位置づけています。

Q それぞれの国についてはどう書いているの?

A まず中国については、国防費を増やし、軍事力を広範かつ急速に強化していると指摘し、日本周辺での活動を列記しました。例えば、防衛省は25年6月、硫黄島より東側の海域での空母の活動や太平洋上での空母2隻の同時活動などを初確認・公表していますが、こうしたことを盛り込んでいます。

Q 他には?

A 中国は25年も台湾周辺の海域や空域で軍事演習を繰り返したとし、「状況の既成事実化を図るとともに、実戦能力の向上を企図しているとみられる」と分析されています。

Q 中国以外はどう?

A 北朝鮮は「従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威」との評価を維持しました。核・ミサイル開発と同時に「多様な装備体系の開発を目指していくものとみられる」と分析したほか、ロシアとの協力を通じて、「軍事力が中長期的に増強されるおそれがある」と記しました。

Q ロシアの動きについては?

A ロシアについては「中国との戦略的連携と相まって安全保障上の強い懸念だ」との見解を改めて示し、注視が必要だと書かれています。

Q AIやドローンの話も出てきたようだけど、どういうことなの?

A AIやドローンなどを使った「新しい戦い方」についての「章」が新設され、欧米や中国、韓国、インドなどの動向も紹介されています。

毎日新聞

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