福岡市の道路陥没 原因は「管接続部に土砂」 工事トラブル
福岡市中央区今泉の国道202号(通称・国体道路)で6月10日に発生した陥没について市は10日、下水道の浸水対策工事で「雨水管と新設の雨水管(鋼管)の接続部に隙間(すきま)が発生し、土砂が流入したことが原因」と発表した。
工事業者が4月8日から10日にかけて、地下10メートルにある雨水管に鋼管を接続させるため鋼管内を掘っていた削孔(さっこう)機が停止し、抜けなくなった。5月27日に試みたものの回収できず、鋼管ごと持ち上がったことで雨水管に隙間ができ、同28日に土砂の流入が確認された。
その後、接続部の地盤を固めるなどしたが、6月10日に道路が陥没。市は「10日に強く降った雨がトリガー(引き金)になった可能性がある」と雨によって周囲の土砂がさらに緩んで陥没につながったとみている。雨水管内に30~50立方メートルほどの大量の土砂が流入しており、土砂は7月中に回収を終える予定だという。
陥没は歩道と車道にまたがり長さ約4メートル、幅約2メートル、深さ約2メートル。約600メートルにわたり通行止めを行い、6月11日午前7時ごろに復旧作業を終えていた。
雨水管は2年ほど前に設置されたもので、市中部下水道課の中田啓介課長「老朽化ではなく、工事のトラブルによるもの」と話した。浸水対策は他の箇所も検討するという。市は施工業者に原因の説明を求めており、周辺店舗の休業補償の対応も協議する。【池田真由香】
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