秋篠宮ご一家が写真展「ヒロシマ1945」を見学 東京都写真美術館

2025/07/11 16:52 

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 秋篠宮ご一家は11日、東京都写真美術館(東京都目黒区)で開催中の被爆80年企画展「ヒロシマ1945」に足を運ばれた。

 企画展は、広島に原爆が投下された1945年8月6日から同年末までの写真約160点、映像2点を展示。記者や市民らが撮影した。

 ご一家は、原爆のきのこ雲や被爆者、建物が破壊された市街地の写真などを見て回り、秋篠宮妃紀子さまは収容された遺体の写真に手を合わせていたという。

 長男の悠仁さまは「写真や映像が持つ情報の多さや力を感じた」と、次女の佳子さまは「写っている方たちの苦しみ、撮影者の葛藤を知ることができた」と感想を述べた。また、秋篠宮さまは原爆が長期間、被害を与え続けていることを踏まえ「やっぱり核はなくならないといけないですね」と話した。

 企画展は毎日新聞社、中国新聞社、朝日新聞社、中国放送、共同通信社が連携して開催。8月17日まで。【高島博之】

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