酒気帯び運転の消防署員を懲戒処分 栃木・芳賀地区消防本部

2025/09/30 19:25 

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 栃木県の芳賀地区広域行政事務組合消防本部は30日、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙された真岡消防署二宮分署の20代の男性消防士を停職6カ月の懲戒処分に、管理監督者の真岡消防署長と同二宮分署長を訓告の処分にしたと発表した。男性消防士は同日付で依願退職した。

 同消防本部によると、男性消防士は7月21日午後11時20分ごろ、宇都宮市の路上で自家用車を停車中に警察官の職務質問を受け、呼気からアルコールが検出された。当日は非番で、高校の同級生約10人と同市内で酒を飲み、近くに自宅のある同席者を車で送った後、代行業者に依頼の電話中だったという。

 男性は8月22日、宇都宮簡裁で罰金刑の略式命令を受け、上司に退職を申し出た。【藤田祐子】

毎日新聞

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