100隻の漁船団、大漁旗はためかせ勇壮に 宗像大社みあれ祭

2025/10/01 17:54 

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 世界文化遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を構成する宗像大社(福岡県宗像市)の秋季大祭が1日、海上神幸「みあれ祭」で幕を開けた。約100隻の漁船団が大漁旗をはためかせ、玄界灘に浮かぶ大島から本土の宗像市神湊(こうのみなと)まで勇壮に進んだ。

 宗像大社は国内最古級の神社の一つで、本土と沖ノ島、大島にある3宮の総称。大祭は本土の女神が2島の女神を年1回迎える様子を再現し、豊漁や航海安全などを祈る。

 女神のみこしを載せた御座船2隻は午前9時半、漁船に守られ大島港を出港。秋晴れの穏やかな海で繰り広げられた海上絵巻を見ようと、岸壁には多くの見物客が詰めかけた。【荒木俊雄】

毎日新聞

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